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さぬちゃんの麻酔科医生活

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ZoteroからEndNoteへ文献データを渡す方法 〜共著者がEndNote派でも大丈夫〜

ZoteroからEndNoteへ文献データを渡す方法

TIVAinSight にプレゼンテーションモードをつけました version 0.92

こんにちは、さぬちゃんです。 TIVA のシミュレータ TIVAinSight(旧 TIVA PK/PD Web Simulator)を、v0.92に更新しました。今回の目玉はプレゼンテーションモードです。 後ろの席ではプレゼン画面が見にくいこと このシミュレータ、もともとは自分のノート…

ZoteroのPDFはどこに置く? 〜無料300MB問題とWebDAVという答え〜

ZoteroのPDFはどこに置く?

EndNoteの20年分の資産はどうする? 〜Zotero経由でZettlrに連携する話〜

Zotero経由でZettlrに連携する話

麻酔科術前問診アプリv1.00をリリースしました。

術前問診をタブレットで 「麻酔科術前問診アプリ」を作りました 術前外来の問診票を、紙ではなくタブレットで書いてもらうWebアプリを作りました。 名前は「麻酔科術前問診アプリ」、バージョン1.00です。フリーウェアとして公開します。 まず触ってみてくだ…

「深鎮静は特定看護師がやっても算定できる」は誤りです

この記事の結論 深鎮静を「行う」のは医師です。特定行為研修を修了した看護師が深鎮静を行っても、L007は算定できません。 こんにちは、さぬちゃんです。 先日、こんな話を耳にしました。「今度の改定で、深鎮静の点数は特定看護師がやった場合も算定できる…

血圧を2.5分ごとに測っても低血圧は減らない?ただし維持期ではね

こんにちは、さぬちゃんです。 麻酔科医なら誰でも一度は思ったことがあるはず。 「非観血血圧(NIBP)、5分ごとって……ちょっと間隔あきすぎじゃない?」 だったら測定間隔を半分の2.5分にすれば、低血圧をもっと早く見つけて、もっと減らせるんじゃないの?…

麻酔薬投与開始前の「3分間の酸素投与」してますか?

事件は現場で起きていた とある施設でのこと。 導入担当の先生が麻酔器の前に立ち、いよいよ麻酔開始という場面でした。 …あれ? よく見ると、マスクでの酸素投与をスキップして、いきなり静脈ラインからレミフェンタニルとプロポフォールが流れ始めたんです…

諏訪邦夫先生の思い出

諏訪邦夫先生。麻酔科の若い先生方には、もうなじみの薄い先生かもしれない。けれど、いまわたしがこうしてブログを書き、本を書き、論文を書いていられるのは、まちがいなくこの先生のおかげなのである。 昭和天皇の麻酔をされた先生 ご存じない方には、こ…

硬膜外フェンタニルとPONV──「階層化」で考える予防と治療

硬膜外フェンタニルシリーズ第3弾は、 PONV(術後の悪心おう吐)対策です。 「硬膜外入れてるのに吐く」 「フェンタニル使ってないのに気持ち悪がる」 「とりあえずオンダンセトロン入れとけば?」 このあたり、なんとなくの経験則で動いている人は多いはず。…

I-DECIDEDって何?

ここ数回、「末梢ルートは期間で抜くな、所見で抜けという話」をしたところ、その中に出てきたI-DECIDEDを、もっと詳しく教えほしいというご要望をいただきました。 この "I-DECIDED" を、背景から 使い方まで、つれづれに解説します。 末梢ルートは「世界で…

硬膜外フェンタニルは原液? それとも薄める? ── 容量と濃度を薬物動態で考える

前回からのつづき。硬膜外フェンタニルについて、もう一つよく聞かれる素朴な疑問があります。 フェンタニル 100 μg を硬膜外に入れるとき、原液(50 μg/mL)で 2 mL のままドンと入れていいの?それとも生食で薄めるべき? これは「投与量」とは別の、容量(ボ…

結局どうなったら刺し替える?——抜く理由と"血管を残す"という発想

masuika.org 前回↑、末梢ルートもミッドラインも、ルーチンに取り替える時代じゃない。臨床所見で抜く[1][2][8]と書きました。 「決まった期間で抜かないのは分かった。じゃあ、一体何を見て"刺し替える"?」と言われそうなので、それについて書いてみ…

硬膜外フェンタニル 100 μg で「麻酔から覚めない」は本当か?

こんにちは、さぬちゃんです。驚きましたね!chatGPTが巨人軍監督を解雇に追い込んだ話。 さて、 前回の記事 で、「硬膜外フェンタニルは持続だけでは効かず、ボーラスで初めて脊髄性に効く」ことを書きました。これに関連して、以下の様なもっともらしい指…

硬膜外フェンタニルは「ボーラスでないと効かない」──作用部位が投与法で変わる話

こんにちは、さぬちゃんです。 少し前にXのマクラで話題になったネタです。麻酔科の現場で意外と語られないけれど臨床で必ず一度はぶつかる、硬膜外フェンタニルのボーラス投与の話です。 硬膜外カテーテルからフェンタニルをチョロチョロ持続で 20 μg/h だ…

McGRATH MACって、骨董鏡(Macintosh)と同じ?── ビデオ喉頭鏡時代の「見える」と「入れる」は別

McGRATH MAC(Medtronic)が手術室の標準装備になって、もうずいぶん経ちます。ブレードが「Macintosh曲型」だから、つい研修医にこう言ってしまうことありませんか。 「Macintoshと同じように使えばいいよ」 ──いや、ほんとうにそうなんでしょうか。 私自身…

文献AIツール、結局どう使い分ける? Elicit、EndNote、scite、SciSpaceの役割整理

こんにちは、さぬちゃんです。 昔は、麻酔科以外の領域の先生から「あのEndNoteの先生ですか?」と確認されることが、けっこうありました。 最近でも、年配の先生には、たまにそう言われることがあります。 もちろん私はEndNoteの開発者ではありませんし、Cl…

【お知らせ】『麻酔科研修チェックノート第8版』をお持ちの皆様へ!ASA-PS分類改訂に伴う正誤表のご案内

皆さん、こんにちは。さぬちゃんです。 最近は、カリタのグラインダーで挽き具合を微調整しつつ、4:6メソッドで淹れたスペシャルティコーヒーで朝の気合を入れるのが日課になっています。皆様はいかがお過ごしでしょうか。 さてさて、今日は当ブログを読んで…

ASA PS分類が2026年1月号のAnesthesilogy OPEN 創刊号に掲載されています

麻酔科領域における術前評価の基本であり、世界中で広く用いられている「ASA PS(Physical Status)分類」ですが、最新のステートメントが2026年1月号の Anesthesiology OPEN 創刊号に掲載されました [1]。 American Society of Anesthesiologists Statement…

ETCO2 30mmHg、許容範囲? それとも危険信号? 〜術後合併症と関連する低CO2のリスク〜

「ETCO2、30から35mmHgくらいで管理しておけば大丈夫だろう」 多くの麻酔科医が日常的にそう考えているかもしれません。しかし、その「何となくの正常範囲」が、実は患者の術後肺合併症(PPCs)、せん妄、さらには死亡リスクの上昇と関連しているとしたら…?…

麻酔科医としての「一人前」を考える

麻酔科専門医という資格を取得すれば、一人前なのか? まずは、これから考えてみたい。 医師としての「一人前」とは、どのような状態を指すのだろうか。この問いに明確な答えを出すのは難しく、一人前の定義は非常に曖昧である。しかし、多くの医師がこの目…

麻酔科臨床SUMノートの目次のヒミツ

麻酔科臨床SUMノート 作者: 讃岐美智義,内田整,森本康裕 出版社/メーカー: メディカルサイエンスインターナショナル 発売日: 2018/05/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 自分たちが臨床現場で持ち歩きたい臨床ハンドブックを作るという意図で…

赤チャート、青チャート、黄チャート、白チャート、緑(りょく)チャート

数研出版のチャート式数学に、お世話になった方も多いだろう。管理人も、大学入試の試験勉強では大変役立った書籍である。管理人が大学受験の頃には、赤チャート紙か存在しておらず、チャート式数学といえば赤チャートであったのだが、最近はレベル別に赤チ…

麻酔科臨床SUMノートができた! 

麻酔科臨床サブノートではない!SUMノートである。SUMとは、SanukiーUchidaーMorimotoの頭文字のSUMである。 当たり前のことではあるが、この本は3名の麻酔科医の出会いがなければできなかった。 U先生とはじめて話したのは第3回日本麻酔科学会ソフトウェア…

今日の治療薬アプリ2017(医書.jp)は神アプリ

いままでは、M2+の今日の治療薬アプリを使っていた。M2+がm3に買収されたこともあって、ちょっと薬品集アプリをさがしていたところであった。 store.isho.jp 医書.jp という医書電子書籍を発売しているサイトからも、今日の治療薬2017のアプリが発売されて…

東日本大震災復興支援と映画『救いたい』試写会

今回は、日本心臓血管麻酔学会の広報委員長としてのお仕事で仙台にお邪魔しました。その際に仙台で行われた試写会と主題歌を担当する小田和正さんのコンサートについて、つれづれに記録を残したいと思います。 <a href="http://SUKUITAI-MOVIE.JP">映…

医中誌が学認(GakuNin)とMendeleyダイレクトエクスポートに対応

医中誌からのお知らせ|医学中央雑誌 久しぶりに文献管理に関する話題。 学認(GakuNin)とは、(施設外)学外からインターネット経由でアクセスしたときに、学内限定のサービス(この場合は、医中誌Web)にログインすることを提供するサービス。医中誌WEBは…

EndNoteをやっている先生ですか?

学内での定期検診の最後に内科診察というのがある。内科診察というのは、問診と聴診である。そこでのこと。見ず知らずの内科医といっても、教授クラスの先生が担当している。入ってみると、名前をちらっとみて「EndNoteをやっている先生ですか?」と声をかけ…

讃岐うどん有名店の地形・地質学的条件という文献を発見!

長谷川修一・野々村敦子・鶴田 聖子・山中 稔:.おいしい讃岐うどんはどこでできるのか? 讃岐うどん有名店の地形・地質学的条件. 地下水技術 48(11): 19-23, 2006. さぬきうどん有名店(いわゆるS級指定店)の場所と地形・地質学的条件について論じた論文…

山越と恐るべきさぬきうどん

1年に1回ぐらいはここに来る。大抵は、連休か夏休みで冬に訪れることはない。「恐るべきさぬきうどん」で世界一のさぬきうどんと謳われた店、山越(やまごえ)である。はじめて訪れてから、20年近くなる。我が家のもう一人の麻酔科医の実家の近くの宮脇書…