「サット」と聞いて何を思い浮かべるか?通常は、SATである。特殊急襲部隊(とくしゅきゅうしゅうぶたい、英語:Special Assault Team、通称 SAT サット)とは、日本の警察の特殊部隊である。しかし、広島県の呉地方ではSATはパルスオキシメータのことをさすらしい。以前にもこのブログで書いたことがある話題である。それが、わかったのは全国で手術看護セミナーを行う中で、参加者にサチュレーションやSpO2、SO2以外の呼び方を挙手で聞いてみた結果である。広島県の呉地方でしか使われない略号であった。このように、地域特殊性のある言葉を、呉市以外の外勤先で聞いた。「サット付け替えますね。」と言われた。
管理人「サットというのは呉市以外では使わない言葉だと思うけど?」と聞いてみると、呉市にある看護学校だったとのお答えだった。「三つ子の魂、100まで」というのは、よく言ったものだ。はじめに覚えたことは、自然にでてしまうと言うこと。初期教育の大切さを再認識した。呉市の病院では、看護師さんだけでなく外科医もサットと言っているのを何度も聞いた。私は努めてサチュレーションと言っているのだが、サットをサチュレーションに言い換えてくれない。サット撲滅キャンペーンでもやってみるか。