今年は、受験前の最後の確認で「周術期経食道心エコー実践法(真興交易)」を見ている方が目立った。紫色の表紙の本である。もちろん、私も持っている。昨年は英語版で勉強していた。後で見比べてわかったのだが、英語版と同じところにアンダーラインを引いている。昨年よくわかっていないところは、今年もわかっていなかったということだろうか。ちょっとショック。
試験も終わり、ここ2-3日間で今後の対策を考えてみた。書籍だけでは限界がある。これが、結論である。セミナーに積極的に参加する必要がある。今年の夏に参加した2日間のセミナーでの講義は充実しており、思えばここでの内容は高度であったが、きっちり消化できていれば試験に役立ったと思う。それを元に日常の臨床で、TEE操作を実践し多くの画面を見ることが必要である。
また、セミナーのDVDなども復習のためには役に立つ。昨年の国際心臓麻酔学会でのセミナーDVDは以前に紹介した(1,2)が、この夏の千里でのセミナーDVDも発売予定であるとのこと。管理人は、すでに申し込み済みである。問い合わせはJB-POT事務局まで。