先週の風のガーデンは第10話。もう終わりかと思って必死に見ていたら、実は今週の第11話が最終回だったらしい。第10話では、花のシーンが印象的でした。ガブさんが岳くんと別れときのシーンが感動的でしたね。ガブさんの好きな黄色い花(ユーフォルビア)が近くに咲いているところにすわったガブさんが、車の中から見つめる岳くんにむかってさよならをするシーンです。天使はさよならをするとき、両方のこめかみで手を開いたり閉じたりするんですね。それが天使の羽のようにもみえて印象的でした。その次にカメラがひいて別の角度から黄色い花(ユーフォルビア)を映したあと、その真ん中にガブさんの姿が映っていました。この時に、ガブさんが着ている水色のオックスフォードシャツと黄色い色の花のコントラストがまた美しい。
実は、このシーンの前の日の場面では、白いオックスフォードシャツを着ていたのですが、このシーンのために水色で登場したのだとわかりました。また、ガブさんが白いシャツを着ている日には、ルイさんは水色の同タイプのシャツを着ていました。こんなことに感心してしまいました。
もう一つ、ユーフォルビアの花言葉は”乙女の祈り”です。その、乙女の祈りが岳くんとガブさんの別れのシーンには使われていました。この曲は、お母さんの好きな曲であったというところも泣かせますね。