データのバックアップがギガバイトでなくテラバイト単位になってきた。RAID5やRAID10なんかだと結構、費用がかさむしトラブルに見舞われたときに修復するのは結構大変です。そこで、Data Roboticsの Drobo が注目されている。この製品のよいのは、管理に手間がかからないこと。空き容量が足りなくなったら、新しいHDDを買ってきて追加すると自動的にデータを再配置してくれる。4つのドライブベイが全部埋まった後は、一番小さい容量のHDDを抜いて新しいHDDに交換すればよいらしい。なんと、HDDの抜き差しは電源入れたままでも可能である。
Droboはミラーリングもしくはシングルパリティ(RAID 5相当)なのだが、 DroboPro という上位製品がある。これは8 HDDまで搭載できて、ダブルパリティ(RAID 6相当)にも対応している。RAIDを超えるのでDroobの冗長化技術は Beyond RAIDと呼ばれている。この、DroboProは、Amazonでも購入できる。値段はさすがに、ちょっと高め。本気でやるなら、この程度のものを用意したい。
NASかとおもいきや、そうではないらしい。DroboShareは、DroboをNAS化するためのDrobo専用のネットワーク機器を使用すればNASになる。また、Drobo FSというNAS機能を持った製品もある。