日経メディカルオンラインに「糖尿病の新診断基準、7月1日に施行」という記事が出ている。
昨日のMTProの記事と同じ内容だ。
最も注目されるのは、診断基準に「HbA1c 6.5%以上」(6.1%[JDS値])が追加されたことだ。
従来の診断基準では、①空腹時血糖値126mg/dL以上② 75g糖負荷試験で2時間値200mg/dL以上③随時血糖値200mg/dL以上----のいずれかが再現性を持って認められる場合に糖尿病と診断しており、HbA1c値は補助的な位置付けだった。しかし、HbA1cは検査が行いやすく、慢性の高血糖状態をよりよく反映する指標として有用であることから、今回の改訂で、「補助的な項目」からより上位となる診断基準の1つとして取りあげられた。
■「糖尿病の新診断基準、7月1日に施行」日経メディカルオンライン 2010/5/28