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さぬちゃんの麻酔科医生活


2026-01-01から1ヶ月間の記事一覧

さぬちゃん本20260112

やさしくわかる!術中脳波モニタリング 作者:讃岐 美智義 Gakken Amazon 麻酔科薬剤ノート 第3版〜周術期の麻酔・救急対応薬の使用のポイント 作者:讃岐 美智義 羊土社 Amazon 麻酔科研修チェックノート 改訂第7版〜書き込み式で研修到達目標が確実に身につ…

ETCO2 30mmHg、許容範囲? それとも危険信号? 〜術後合併症と関連する低CO2のリスク〜

「ETCO2、30から35mmHgくらいで管理しておけば大丈夫だろう」 多くの麻酔科医が日常的にそう考えているかもしれません。しかし、その「何となくの正常範囲」が、実は患者の術後肺合併症(PPCs)、せん妄、さらには死亡リスクの上昇と関連しているとしたら…?…

麻酔科領域のEEGモニタリング〜10年間のパラダイムシフト

「脳波モニターなんて、鎮静深度がわかるだけでしょ?」 もし今、そう思っているなら、あなたは10年前の麻酔科医と同じ場所に立っているのかもしれません。そして、患者の脳が発する重要なSOSを見逃している可能性があります。 2015年、『Anesthesiology』誌…

小児の扁桃腺アデノイド切除術では、プロポフォールによる麻酔維持がよい!(AmPRAEC試験)

小児の扁桃腺アデノイド切除術において、プロポフォールによる麻酔維持が術後の呼吸器合併症を劇的に減らすことを証明した重要な研究(AmPRAEC試験)が出ました。 気道が敏感な小児が受けるアデノイド・扁桃摘出術においては、術後に激しい咳き込みや酸素飽…

ビデオ喉頭鏡の評価はVCIスコア (Video Classification of Intubation)へ

ビデオ喉頭鏡(VL)が標準装備となった現在、皆さんは挿管記録をどのように残していますか? Cormack-Lehane分類 グレード1 と書いて終わりにしていないでしょうか。 実は、VLの普及に伴い、従来の分類では表現しきれない「画面では声門が丸見えなのに、チュ…

IVリドカインはなぜ効く? 鎮痛を超えた「臓器保護薬」としての役割

手術室で古くから使われている局所麻酔薬、リドカイン(キシロカイン®)。通常は神経周囲に注射して痛みをブロックするために使われますが、近年、これを「全身麻酔中に点滴静注」する手法が、術後回復強化プロトコル(ERAS)の切り札として広まっています。…

「Aラインがマンシェットより低い?」 プロポフォール+レミフェンタニル麻酔で“ポパイ現象”が消失する理由

手術室で、こんな「逆転現象」に遭遇したことはありませんか? 「導入前(覚醒時)は、Aライン(橈骨動脈圧)の方がマンシェット(上腕血圧)より高かった。 しかし、TIVAで麻酔が安定した途端、Aラインの方が低くなってしまった……」 「回路がダンピングし(…